大野副校長(以下、副校長) 雄俊君、お父様合格おめでとうございます。
松下雄俊君(以下、雄俊君) ありがとうございます。
お父様(以下、父) 長い間お世話になりました。息子が合格して、家族みんなで喜んでいます。
副校長 やっと受験勉強から解放されたね。
雄俊君 そうですね。今はホッとしています。
受験勉強がこんなに苦しいものだなんて夢にも思っていませんでした。高校生の時、それほど勉強する癖がなかったので、この予備校で勉強を始めた時は本当に苦痛でした。
授業で行う勉強量はもちろん、復習の量が多くて、それをこなしていくだけで精いっぱいでしたよ。
それなのに、英単語、生物、有機、無機化学の暗記分野の復習テストをやるって聞かされた時は死ぬかと思いました。
父 この子が家で机の前に座っているのをあまり見たことがないんですよ。それなのに、よく頑張って続けることができたね。自分の息子ながら、なんだか信じられません。
副校長 お父さん、嘘じゃありませんよ。彼はホントに毎日必死に勉強に励んでいました。
こちらが指示した内容をすべてやりきる勢いで、机に向かっていました。
雄俊君 僕はあまり勉強が好きでもなかったし、これまでやってきていなかったので、いざ机に向かった時、何をしたらいいのか分からなかったのです。
でも、この予備校では「今日はこれをやれ、明日はこちらを覚える」といった細かい指示が出て、自分が何をすればいいのか明確に教えてくれるので、指示されたことをこなしていくと、一日のうちほとんどの時間を机の前で過ごす羽目になってしまった。今考えると、よくずっと勉強できたものだと思います。
副校長 いやぁ、できて当たり前だよ。入校の面談で初めて君を見たときから、多少無茶でも僕の指導についてきてくれる生徒だと思ったから。ズバリその通りだっただけだよ。
雄俊君 先生は勉強以外でもいろいろと…例えば、毎日の生活パターンまで指示してくれましたよねぇ。
副校長 そうだね。そうしないと、授業中に居眠りをしたり集中力がなくなったりする生徒が今まで多くって、なかなか授業の効率が上がらないことがあったんだ。
でも、僕が、君たちの生活パターンにまで口を出すようになってようやく勉強に集中できる環境が整えられることができたんだよ。
だから、君たちが入校した時から口うるさく「夜はできるだけ早く寝るように」とか「昼御飯のあとは少しだけ昼寝をするように」といったどうでもいいようなことまで指示するようにしたんだ。
父 これまで、予備校というと授業があるときだけ行って、授業がなければ自由に過ごすのかなと思っていました。
息子から毎日規則正しい生活をし、一日のほとんどの時間を予備校で過ごすと聞いてびっくりしましたが、校長先生のお話を聞いて納得しました。
副校長 ありがとうございます。雄俊君これから大学でまた、医師になってもずっと勉強を続けないと良い医師になれないよ。
この予備校で培ったことを生かして立派な医師になってください。本日はわざわざどうもありがとうございました。
雄俊君、父 こちらこそ、ありがとうございました。













