繁央君
姉が先生の指導で大学に合格したのが、出会いのきっかけですよね。高校3年の9月まで野球に打ち込んでいたので、「現役合格はないだろう」と心の準備はできていました。浪人したらK塾にでも…と漫然と思ってはいたのですが、父から「山下先生に相談だけでもお願いしては」と勧められて。
お父様(以下、父)
「先生に随時指導してもらいつつ、メインはK塾で」と息子は言ったんですが、私は心配でした。集団の中だと勉強しないのを分かっていたので。
繁央君
「医学部ならプロの家庭教師に指導してもらうか、専門予備校に通うかした方がいい」とも父に言われて、山下先生一本で行こうと決めたんです。
山下(教務統括責任者)
そう決意して、改めて私のもとを尋ねてくださった。お父さん、私の第一印象はどうでしたか?
父
一抹の不安はありました。機関車のように引っ張っていく指導で、息子は果たしてついていけるのか、と。けれど、妻は大絶賛でしたね。「あんなふうに剛柔兼ね備えた先生は探してもなかなか見つからへんよ」と。
繁央君
受験勉強を始めた時期、山下先生が「これだけのことを、こういうふうにやれば合格できる!」と明言してくれたのはすごく支えになりました。
山下
繁央君の場合、医学部志望でありながら物理と数学が苦手という弱点があった。しかも難問志向ときている。いくら難関大学であろうと、大学入試は所詮「暗記」に尽きるんです。そこをしっかり理解してもらうまでに時間がかかりましたね。
繁央君
だって、山下先生に価値観をひっくり返されちゃったんですよ(笑)。学校の先生も、以前見ていただいた家庭教師の先生も「入試は暗記だけではダメだ!」を合言葉のようにおっしゃっていて。ずっと、その言葉を信じていましたから。
山下
もちろん「暗記だけ」とまでは言わないけれど、僕が指導したK君(中位程度公立高校出身)など、1年半の猛勉強で東京大学理科III類に合格した時に「受験は暗記だ」と言い切ってたね。
繁央君
でも、苦手な数学・物理は暗記で救われたようなものでした。しかも、英語の単熟系なんて1冊100時間でマスターするつもりが、先生ときたら「1冊10時間でやってしまうこと。それを10回繰り返すこと」って。
山下
最初は暗記の効果に疑問を持つだろうし、「頭に入っていない」と不安だったかもしれないね。だけど、高速で繰り返しやっていくうち、自然と頭に入っていくのを実感したんじゃないかな。
繁央君
そうなんですよ。単熟ばかりでなく科学の無機や有機の暗記も、気が付いたらスルスルって入っていくのが分かったんです。そんな中で勧められたんですよね。「国語ができるようだから、思い切ってセンター試験を受けないか」って。受けるとは決めたものの、神戸大はずっとD判定。最後まで、先生には心配をかけてしまいました。
山下
それにしても、腰痛でカイロプラクティックに通い始めたときは、自分の受験時代を思い出してしまったなあ。
繁央君
一日10時間以上も机に向かっているから不思議ではないんだけど…「まさか自分が」という感じでしたね。
山下
勉強の効率は心身のコンディションとすごく密接に関係している。当校が健康管理に力を入れているのも自分自身の経験があってのことなんだ。
繁央君
モチベーションの浮き沈みも激しかったですし。でも、先生と面談するとなぜかやる気が復活するんです、あれは自分でも不思議でした。
山下
君の良さは、臆面なく何度も「面談してください」と食らいついてきたことにある。使っている有名本や受験計画を「思い切って別のものに」と替えた時に、素直に従ってくれたのもいい結果に結びついた。
繁央君
ちょっとでも不安になったとき「先生ならどう言ってくれるのかな」って、どんどん尋ねに行ったんですよね。
山下
繁央君 の調子に合わせて、メニューを柔軟に変えたのも成功の要因だと思う。実際、夏休み明けからは難問系の問題集に以降していったからね。彼の難問志向にも答えねば、ということで。
繁央君
受験期の後半、何人かの友人に会ったんです。それで、受験勉強の話も出て。先生の気遣いや指導法を話したら、すごくうらやましがられたんですよ。あのときほど、自分の幸運さを実感したことはなかったです。暗記の話にしても、医師としての知識と経験を積み重ねていく上で、おそらく、いや絶対に有効な方法だと確信が持てています。
父
息子にとって最高の結果を出していただき、先生には本当に感謝しております。ある時、妻が繁央にこんなことを言ったんです。「山下先生は、完全プラス思考で底知れないエネルギーがある先生や。好きなだけパワーもらっといで」って。いやあ、女性の「人を見抜く力」はすごいと思いましたね(笑)。私に似てのんびりやの繁央にとって、「完全プラス思考の強気の先生」が受験を勝ち抜くのに必要だったんだと、改めて実感しています。













