
医学部受験の英語攻略に、マル秘攻略法などというものはありません。そこには「徹底的な基礎固め」があるのみです。
誤解している受験生もいますが、実際には特殊な解法が必要な設問などは出題されません。本質的には単純な問題なのに、簡単には見抜けないようにできているだけです。そのような目くらましを解除し、問いの本質を見抜いて単純に答える、これが最大の武器になるのです。授業では、私の海外での実用経験に基づく「生きた英語」、同時に英語の歴史的背景を踏まえた「英語の謎解き」などを盛り込んで、まずは英語の語義や表現に対する知的関心を喚起します。そうして関心を高めた上で、問題をできる限り単純化する論理化能力、同時に時には深読みする読解力、そして文法・英作文・長文読解のリンクを可能とする総合力、という三つの能力を繰り返し身につけてもらいます。各分野をバラバラに勉強する形式ではなかなか到達できない「トータルな英語能力」こそが実際の英語入試では当然求められます。総合的な力を本番でも発揮できるまで英語勉強に飽きない勉強法を伝授します!
- TOMOHIRO KIKUCHI
- 菊池 智裕 文学修士
- 東北大学大学院修了、京都大学大学院(博士課程)。
ドイツ・ザールラント大学留学。趣味は国内外・ジャンルを問わず映画と読書(特に歴史系統)、ヨーロッパの歴史的な場所をめぐること。大手予備校・個別指導塾等で英語・現代文・小論文・世界史など指導。

40年以上になる自分の英語学習(今でも日々精進中であるが)の過程を振り返ってみると、力が飛躍的に伸びたな、と実感できたことが三度ある。
一度目は、中学3年生のとき、S+V+C、S+V+Oなど5つの基礎構文を完全に理解したと思えたときである。正直、「なんだ、こんな簡単なことだったのか」と思った。それから英語学習に力みが消えた。あとは単語力さえつければ、日本語を理解するのと同じような常識があれば大丈夫だという確信が芽生えたのである。
その単語力を集中的につけたのが、大学受験のときである。入試頻出度順にならんでいる単語集を、とにかくがむしゃらにやった。「憶える機械」になりきって、毎日100語位ずつ増やしていき、繰り返し繰り返し唱え、書き、自己テストをして進んでいった。一月くらいかけてその本の半分くらい終えたときに、偏差値は10ポイントくらい上がっていた。勢いがついて最後まで終えたときには、英語の勉強をするのが楽しくなっていた。だって、想像してごらん、どんな問題解くときでも、知らない単語がほとんど出てこないっていう状態を。いままで躓いていた最大の原因が、単語力がないことだったということがわかったのである。それが二度目の転機。
三度目の転機は、アメリカの大学院で勉強を始めたとき。課題となっていた500ページもあるノン・フィクションのペーパーバックを1週間で読み切ってレポートを書かねばならなかった。最初は辞書を引き引きでなかなか進まなかった。でもがまんして読み進めていくうちに、本の世界に没入し、ときに出てくる知らない単語をそのまま読み飛ばしても気にならなくなっていた。この経験で、本当に英語の読解力がついたんだなあ、と思った。
この予備校では、ぜひ生徒たちに、私が経験したような英語学習の「突破体験」を自ら持ってもらいたいと思っている。短期間集中してやることで一気に力が上がるということを経験してもらいたいと思う。それが二度と消えない英語力になるし、あらゆる学問をする上での力になる。そしてそれは、だれにもできることである。
本に書いてあることを教えるんじゃない。生徒自らが成功体験を身につけるためのアドバイスをしたいと思っている。
- MASAO MAEOKA
- 前岡 正男 都市計画修士
- 東京大学法学部卒業。フルブライト奨学生として米国ジョージア工科大学大学院。
地方公務員、民間シンクタンク、環境NGO勤務等を経て、現在、国内外の自治行政・環境行政について研究中。受験生の教授経験も豊富で特に医学部英語突破の効率的な学習法について研究を重ねている。
英語はよく「世界共通語」であると言われます。確かに、外国旅行をしても英語を話せば、何とかコミュニケーションは図れます。インターネット上の外国からの情報に通じることも可能です。
なぜでしょうか?答えは、世界中の人々が比較的容易に理解し、その英語を武器として用いることができるからです。英語は理解するのが容易な言語である、これが理由です。
受験生はよく「英語さえ実力が伸びたら…もっと偏差値も上がるのに」とか、「英語でつまづきたくない」と言います。
私は10代の頃から辞書を「読む」ことが「趣味」でした。20代初期には英語をマスターしました。非効率的な方法や「丸暗記」を排して、英語(もちろん受験レベル)を征服することは可能です。
私が発見した攻略法を皆さんに披露したいと思います。私の専門は心理学でした。現在は心理学的な立場から、効果的に英語を身につける方法を教室で用いていますから、皆さんは当予備校で学ばれると体感できると思います。
- YOSHINARI MAEDA
- 真栄田義成
- 同志社大学英文科。
高校1年の時に英語の表現の奥深さに惹かれ、英語そのものに興味を持つ。独学で勉強し、大学在学中に英語をマスター。その時以来、若い人たちに英語を教えることを生きがいとしている。現在、大阪医進育成会で英語の攻略法を公開中。
英語のテストで高得点が取れないはずがない。
英語は奇問以外は確実に得点できるような問題しか出題できないからだ。
そして、ごく一部の大学や模試や英語講師採用試験を除けば、奇問は出題されない。出題者の品性が疑われるからである。
さらに、医学部を受験するなら、英語学習へのモチベーションが違うはずだ。
というのも、他学部生のように入学後に英語ができなくてもしっかり卒業できる、卒業後も何ら支障がないということはありえないからだ。
医学は英語を「使う」のである。
入学時の語彙にかかわらず、単語を覚えるコツを自分なりに体得していないといけない。これは、大型書店の看護系のコーナーで骨や筋肉の単語集を実際に手にとって図解とともにつぶさにラテン語名をながめることでも実感できるだろう。医師でなくとも医療系専門学校生は、いま、このときに覚えているのである。
さらに、入学後の現実を体感してみよう。
次のワークを試してほしい。
まず、New England Journal of Medicineをいますぐ入手して、どこでも読んでみてはどうだろうか。2年以内には、その雑誌をcover to coverで読まなくてはならない自分であることを自覚しているだろうか。
手にとったまま、考えてみよう。
論文をひとつも書かないつもりなのだろうか。臨床だけでやっていけるかどうかは、まったくの未知数なのではないだろうか。
選択肢を広くもってみたいから医学部を目指すのではなかったか。
学会に出ても、ナイストゥミーチューだけの人になるのか。
外国人なら全員受診拒否するのだろうか。
個人的な体験を紹介しよう。問診で、「下痢ぎみです」と告げるとすぐ、カルテにconstipationと記した医師がいた。これは、循環器系の研究で有名な某国立大学医学部系列病院での話である。これ自体は大したことがないかもしれない。
ただ、このような知的怠慢は、許される行為ではなく、医療ミスである。
そのような怠慢は、英語学習の態度がそのまま反映されているだけなのである。
誠実さがあれば、語学のセンスはなくても必要な能力が身につく。
方法はふたつある。
「集中と分散」の両方を試してほしい。どちらをどれくらい、というのは個人差があるので試行錯誤するか、専門家に頼むしかない。
集中とにかく英語環境にどっぷりと浸かってしまう。浸み込むまで。:
一時期(例えば、1週間、2時間)通して学習することで、単語なら1000語を一気に覚える、文法なら準動詞を一通り終わらせてしまって、達成感と俯瞰する力が身につく学習法だ。
個人的には、英語を不得手とする人にこの方法を強くお勧めする。というのも、半年後にTOEFL500を600にしたい、と言ったとき、某大手通訳養成学校の教務スタッフは「あなたには絶対無理です!!!」と他の参加者もいるのに語気強く反応していたのだが、そして、統計的にはそれも正しい推測だったのだが、私は3ヶ月後くらいに620点までアップしたのだ。理由は簡単だ:どうしても仕方のないとき以外はすべて英語で生活していたからだ。日本にいても、テレビ・新聞・雑誌・ラジオ・会話・日記・授業・友達すべて英語にできるからだ。
分散:とにかく細切れに、せいぜい15分くらいまでの単位での学習時間を毎日毎日毎日継続する。続かなくなってきたら、続くくらいの時間にまで短縮して、とにかく継続最優先にする。
メールで単語を毎日送ってくれる、とかいうのもこの種類のひとつ。
以上のふたつを交互に、または、並行して実践することで語学は必ず習得できる。
ましてや、受験英語での得点アップなどさらに容易だ。
- HIROYA YAMAMOTO
- 山本 裕哉
- 米国ニューヨーク大学。
大手予備校を経て、当校英語科講師。
英検1級、TOEFL 620/677点、TOEIC 975/990点













